向梶ヶ尾-吾妻山 探索 その2

14 目的の尾根へ

比較的歩きやすい山道を東へ進むと、目的の尾根へ出ました。

防護柵により思っていた尾根へは進めなかったため、今度は作業用の水平道を東へ進むことにしました。(地図上の番号13、14)初めての道というのは思っているより距離が捗らないものです。辺りは薄暗い針葉樹林で見通しがききません。地図上では今、多分ここいるのだろうという勘で進むのですが...本格的にGPSの購入を考えようかなと。

地図参照(別窓で表示します)

送電鉄塔酒匂川線 No.43 直下へ

現在地を知る良い手がかりになります。 
No.43鉄塔詳細 >>

20 「水源の森林づくり」契約地の看板

鉄塔を過ぎてほどなく、水源林の看板がありました。

21 字 向梶ヶ尾

この一帯は向梶ヶ尾という字名らしい。

22 目指す吾妻山を示すサイン

どなたかが記された吾妻山の文字

23 向梶ヶ尾のピーク

標高370m
先ほどの「吾妻山」の表示を信じて道を探すことになるのですが、それらしいものは見つかりません。ピークの周囲を一周してみることに。

取り付き

24 「ヤブ漕ぎ」ならぬ「竹ヤブ漕ぎ」

竹やぶに突進したのは初めての経験です。立ち枯れた竹が行く手を更に遮ります。もはや「漕ぐ」ことはできません。

石碑

25 竹ヤブは続く

今回、三脚を背負っていなかったことは、多少の助けになりましたが、それでも竹ヤブの突破は罰ゲームのようです。梶ヶ尾のピークの周囲を一周しましたが、結局、道は見つかりませんでした。ルートを地図で確認してみて愕然としました。小一時間かけて数百メートルしか進んでいなかったのです。

26 少し迂回して
 
少し戻ったところから微かな踏跡を辿ってみましたが、針葉樹林の中へ竹ヤブが侵入していて、進むことが出来なくなっています。竹ヤブは手入れをされず混んでくると、周囲へ地下茎を伸ばす性質があるといいます。荒れている山の典型なのかもしれません。竹ヤブがどこまで続くのか不明であるため、吾妻山へはどれだけの時間がかかるかも不明です。時速数百mでは・・・
後日、吾妻山側から再挑戦しました。

ザトウムシ

送電鉄塔 酒匂川線 No.42

吾妻山へ進むことは諦め、送電線、安土線と酒匂川線が接続している鉄塔へ向かうことにしました。
往路で山道が途中で分岐しているのを記憶していたので、そこを低い方へ進んで行けば多分、行けるだろうと考えたところ、果たしてその通りになりました。

 

送電鉄塔 安土線 No.8

付近には防護柵が入り組んで敷設されており、思うように近づけません。しかし西へ少し下がったところには、ちゃんと巡視路がありました。

30 鍛冶屋敷の集落へ

民家の横へ出ました。ここが取り付きであるとは。見付けるのは困難ですね。尾根から攻める方法もあながち間違ってはなさそうです。

 

 

<< PREV
地図参照

HOME >> ランドマーク  >  足柄平野のランドマーク  >  都夫良野  >  このページ