現場での思いつきでクラ尾根を下ってきましたが、広範囲の地図を持たずに探索したため、大沢林道のどこかへ出るだろうという程度の知識しかない状態でした。
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堰堤上側に荷物を置き、付近に道がないか探索。右岸側に林道跡を見付けました。堰堤の工事用道路だったものと思われます。 |
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付近の送電線は北駿線しかないことは分っているので、じきに大沢林道のどこかへ出るだろうと判断しました。 |
ある箇所では山側からしみ出した水が道路上を川のように流れ、路面の半分が流出していました。とても車両が通れる状態になく、何年も使用されていないようでした。 |
写真中央の草に覆われた道から出てきました。コンクリートの路面の上でひなたぼっこをしているヤマカガシがおり、せっかくだから写真に撮ろうと思い逃げていくヤマカガシを追いかけていくと,,, |
ヤマカガシが逃げていった先には違う色をした蛇が溜まっていました。 |
この模様はマムシでは! 初めて見ました。今まで茂みを歩いてきた自分の行為が急に恐ろしくり、もっと寒い季節にすればよかったと少し後悔。 |
奥大沢というところに出たようです。後で地図と照合してみると釜ツ尾根の終端もこのあたりです。以前、とある方から釜ツ尾根遊歩道整備計画の話を伺ったことがあり、気になっていた場所です。計画はその後どうなったのでしょう? |
マムシがいたところから舗装道路になると思っていたのですが、砂利道の林道が続きます。今思えばコンクリート舗装された部分は橋上だったようです。 |
丹土尾砦を探索したときに、この分岐があったのは記憶していました。やはり奥大沢へと繋がっていたことが判明しました。2009年現在の国土地理院の地形図には奥大沢に建物が記されていますが、現地に構造物は何もありませんでした。 |
旧大沢林道や奥大沢から堰堤へ続く林道などの存在で、かつての古道の位置は判断しづらいのですが、大沢沿いに下るのが自然だと考えられます。地形図と手元の地図で堰堤の工事用道路の位置が微妙に異なっています。手元の地図ではアップダウンが激しく、車両の通行には不向きです。測量年が古いことを考慮すると、車道以前のより古道に近い形態が記されているとも考えられます。 |
マムシを見てからといもの、路上に落ちている細長いものが蛇に見えてきます。そんな中、きれいな色をした虫が。子供のころ読んだ「昆虫のひみつ」に出てきたハンミョウのことを思い出しました。これを見たのも初めて。 |
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此処大沢入西三十有余町歩は小山五十戸共有の地にして・・・ 文中に大正十二年の文字も読み取れます。 |
県道(金太郎富士見ライン)との接続点に出ました。2008年頃にゲートが設置されたようです。不法投棄など管理上の理由からでしょうか? 車両が入れなくなったことで、丹土尾砦や遊女の滝などは訪れることがより難しい状況になりました。 |
外部リンク:土の古城探訪 参考文献: HOME > 足柄平野のランドマーク > このページ |