クモハ313-2609ほか
撮影:2010.09.26.
第6相沢川橋梁は径間19.2m2連 + 12.9mのプレートガーダー橋である。詳細は不明だが、おそらく1901年の複線化に伴いプレートガーダーとして架けられたものが現在まで使われていると思われる。
径間の短い国府津寄りの桁は他より「はりせい」が低いため橋脚の天端には段差がある。これも施工当初の設計と思われる。
ほぼ南北の方向に架かる橋で、下り列車の正面を順光で捉えることは困難なロケーションである。架線の支柱と保守用通路は上流側に設置されているため、下流川からの撮影は近景でも絵になるだろう。
車を利用する場合は、国府津寄りの橋台付近に2,3台の駐車スペースがある。農道を塞がないよう、注意して停めていただきたい。
複線用の幅の広い橋台と橋脚
国府津寄りの橋台
上流側から
センサー?
橋脚にハンマー型の振り子が取り付けてあった。おそらく増水を知らせるセンサーの類いであろう。
夏の朝 - あさぎり2号
上り列車を順光で撮影できるのは朝の数時間。
堰堤の川音がさわやかであった。
秋の夕暮れ - あさぎり6号
下流側は午後は逆光となるため、敢えて太陽を入れて撮影。
左写真 1991年の様子
小田急ロマンスカー3000形最後の年に撮影したもの。この当時は対岸の川下側で撮影することができたようだ。
背後の緑色をした四角い構造物は、東名高速の拡幅工事で誕生することになる斜張橋、足柄橋の主柱。
銘 版
何度も塗装されたため、今では解読不可能となってしまった銘版。
橋りょう名 第6相沢川橋りょう
位 置 駿河小山〜足柄 28K126M08
支 間 12M90X1 19M20X2
塗装年月 2001年2月
塗装回数 3回塗
塗装種別 補修・下塗 シアナミド鉛さび止めペイント
及塗料名 中・上塗 長油性フタル酸樹脂塗料
塗料メーカー 大日本塗料KK
施 工 者 久保田塗装KK
わらぼっち
線路の南側に広がる田圃の一コマ
線路に沿って農道を進むと第五相沢川橋梁の上流側へ出られる。
夕日を浴びて
天気予報で晴れとなっていても、このあたりは富士山や箱根山の影響で雲に覆われることが多い。これまでに何度シャッターチャンスを逃し、悔しい思いをしたことか。
クモハ313-2606 + モハ313-2606 + クハ312-2332
撮影:2011.10.26
あさぎり3号
あさぎり5号
撮影:2011.11.20