景図工房BLOG

数日前からの悪天候でようやく富士山が麓まで白くなった。
朝日に染まる紅富士を背景に御殿場線を撮りたいと以前から考えていたので、天文年間と時刻表を購入し、条件が揃うのは、2月14日前後と見当をつけていた。
計算外だったのは道中の路面が前日までの雪で凍結しており、慎重に運転したため現場到着がぎりぎりだった点である。

富士山に紅く染まるのはほんの10分程度。下界に日が差す頃には富士山は普通の白い状態と化す。
そのため、紅富士を背景に走る御殿場線は日影の中を進むことになる。
だが、デジタルカメラの恩恵として、ISO感度を上げられる点があり、ノイズの少ない1600までISOを上げ、十分にシャッタースピードを確保しての撮影することができた。

徹夜作業。
外は良く晴れているみたい。

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山頂、寒すぎ。二十六夜山まで往復しようと予定していたが、すっかり気持ちが萎えてしまい諦めた。
まあ、山は逃げない。昼の撮影に再訪するときには、きっと。

高川山からの富士山

展望が良いと評判の高川山へ夜明け前に登頂した。
初めての山なので取り付きがわからず、おまけにあたりは真っ暗であった。
山頂に着いたのが６時前と夜景の撮影は断念。

こんな物好きは自分一人かと思っていると、しばらくして３人が登頂して来られた。話を伺うと、地元のかたで富士山を撮るために、方々の山へ行かれてるとのことだった。
一度取り憑かれたらやめられない「富士の病（ふじのやまい）」のようである。

高川山、なかなか見晴らしは良い。今回は下界が靄っていたため、再チャレンジするつもりである。

大月市菊花山から臨時列車「やまなみ」を

鳥瞰的に俯瞰撮影した鉄写真を勝手ながら鳥鉄と呼んでいます。
大月市菊花山はJR中央本線、富士急行大月線が山裾を走り、俯瞰撮影に適したロケーションです。
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